![【Photoshop】目のクマのレタッチ やり方解説【ただ明るくすれば良いわけではないですよ】eye](https://chienoki-toxo.com/wp-content/uploads/2021/04/eye-1-1024x819.jpg)
こんにちは、とぉ(@tmtmokn)です。
レタッチャー歴もうすぐ6年です。毎日8時間以上フォトショップを触ってレタッチをしています。
今回は人物のレタッチで外せないポイント、目のクマのレタッチのやり方をご紹介します!
目のクマの修正って、少しPhotoshopをかじった人なら「明るくすれば良いんだよね」ってすぐに思いつきますよね。実際明るくすることで目のクマの修正はできます!
しかし、ただクマを明るくすれば良いわけではないのです!!
今回はもう少し掘り下げて、目のクマの修正のやり方を解説していきます!ポイントは肌色に合わせて色を乗せることです。
目のクマを払うと…
- 人物レタッチで目のクマが酷く目立つ時ってありますよね。
- 目のクマは基本的に不健康そうで、疲れている印象を与えてしまいます。
- 人間なのでクマができてしまうのは仕方ないですよね。
写真のレタッチでは、この目のクマを払ってあげて、健康的に見せるようなことができます。
SNSや広告に使う写真は、やはり撮ったままだと「なんか生っぽい。。」と思ってしまうことも。せめて不健康に見える部分だけでも直してあげると
- 健康的になる
- 疲れている感じがなくなる
- 人間ぽさは残しつつ、元気な印象になる
ので、人物を撮影した際にはチェックしておきたいレタッチポイントになります。
メイクをするときも、コンシーラーやコントロールカラーを使ってクマを消したりしますよね。メイクでカバーできなかった部分をカバーするのにも、レタッチは役立ちます!
![](https://chienoki-toxo.com/wp-content/uploads/2022/02/toy_kibori_kuma.png)
実際にプロの現場でもかなりの頻度でクマ消しレタッチの指示が入ります。それだけ気にする方が多いということですよね。
特に広告では、不健康そうな要素はできるだけ払ってあげるレタッチを求められることはかなり多いですね。クマの他には目の充血とか、歯の黄ばみとか。。
少し余談ですが、人物レタッチを勉強するならメイクを勉強してみるのがおすすめです!
レタッチするポイントは普段メイクをするポイントだったりします。メイクを勉強しておくとモデルさんに喜んでもらえるレタッチができるはずですよ〜
目のクマを払うレタッチ
では実際に目のクマを払うレタッチのやり方とコツをお話していきます。やり方はいくつかありますが、今回はトーンカーブを使った基本的なやり方を紹介します。手順は
- 明るいトーンカーブをつくる
- マスクで部分的に調整
これだけです!
ポイントは肌の色に合わせて少し色をのせることです!
—–明るいトーンカーブを作る—–
![明るいトーンカーブを作る](https://chienoki-toxo.com/wp-content/uploads/2021/04/090e1ff0b5d9083d71ab9cd9d8df792f-1024x620.jpg)
まずは明るいトーンカーブをつくります。私のYoutubeチャンネルでは何度か紹介していますが、トーンカーブにはショートカットを割り当てるのがおすすめです。
毎度レイヤーパネルの下からか、調整レイヤーパネルからクリックしてつくるのは手間なので。。
トーンカーブの活用頻度はかなり高いので、ショートカット入れたほうが確実に効率が良いです。ちなみに私はF12に、トーンカーブ作成のショートカット入れています!
トーンカーブをつくったら、真ん中あたりから持ち上げて画像を明るくします。
—–マスクで部分的に調整—–
![マスクで部分的に調整](https://chienoki-toxo.com/wp-content/uploads/2021/04/1e75c73ad8d37d53dbfa092c3868e705-1024x622.jpg)
明るいトーンカーブをつくったら、マスクが白になっていると思うので反転させて黒いマスクにします。レイヤーのマスクを選択した状態で「command(Ctrl)+I」で反転です。これで明るくなった画像を一時的にマスキングしたことになります。
この黒いマスクに対して白いブラシで書き出していくことで、部分的に明るくさせる効果を出していくことができます。マスクの使い方をしっかり勉強したい方はこちらの動画を観てください。
この一連の作業が、マスクを使って部分的に調整をする方法になります。フォトショップの必須スキルなので必ず覚えましょう!
では、先ほど反転させた黒いマスクを選択した状態で白いブラシ(不透明度100%,流量1%くらい)でクマの部分をなぞっていきます。これでクマの部分を明るくして、クマを払うことができました!
![クマの部分を明るくして、クマを払うことができました!](https://chienoki-toxo.com/wp-content/uploads/2021/04/c81e2c26f0565f02a39e75b2bb4b0550-1024x620.jpg)
シンプルにこの作業だけでクマを払ってあげても良いのですが、せっかくなので少しこだわってみましょう。
先ほどお伝えしたようにクマを払う際には少し色を乗せてあげることで馴染みが良くなったりします。
![クマを払う際には少し色を乗せてあげることで馴染みが良くなったりします。](https://chienoki-toxo.com/wp-content/uploads/2021/04/c77716833961103861ff50eb43ab5806-1024x620.jpg)
肌色に合わせて色を少しだけ乗せてあげることで、より自然にクマを払ってあげることができます!あと、クマは明るくして払ってあげたいのですが、涙袋などの目元の立体感はキープしたままにしておきたいですね!
まとめ
人物のレタッチで外せないポイント、目のクマのレタッチは必須のスキルです。明るいトーンカーブを使って修正してあげましょう!
コツは肌色に合わせて少し色を乗せてあげることです。
人物のレタッチを勉強する際は、メイクを勉強すると良いですね!モデルさんに喜んでもらえるレタッチを一緒に目指していきましょう!
また、写真、レタッチに関するもっと掘り下げた情報を別のサイトでもまとめています。そちらもよかったら覗いてみてください。
写真、カメラ、レタッチに興味がある方は絶対覗いていってください 笑。
完全初心者のための写真を体系的に学べるサイト「カメラを構えて」
Youtubeでも、写真、レタッチに関しての情報を発信しています。是非ほかのコンテンツもチェックしてみてください!情報共有や質問もお待ちしていますっ
![](https://chienoki-toxo.com/wp-content/uploads/2021/04/eye.jpg)
ではまたっ