レタッチでメイクをしてみよう!【チークの塗り方】

こんにちは、とぉ(@tmtmokn)です。

レタッチャー歴5年になります。毎日フォトショップを触ってレタッチしています。今回はちょっぴり遊び心のあるレタッチのご紹介です!

みなさん可愛い写真撮っていますか?撮りたくないですか?今回はレタッチでメイクをする方法をご紹介します!何回かに分けてメイクレタッチはご紹介したいなと思っています。そして第1回目となるこの記事ではチークの塗り方ですっ

実際にプロの現場でも、メイクのレタッチは行われます。チークに限っては、足すことよりも薄くする方が多いかもしれません。。写真のカテゴリでビューティーと呼ばれるものがあるのはみなさんご存知ですか。ビューティーはまさにメイクにフォーカスした写真のカテゴリになるので、肌やメイクのレタッチは必須になります。化粧品の広告なんかがビューティのカテゴリになりますね。

ということでチークの塗り方いきましょうっ

目次

人物レタッチするならメイクを覚えてみよう

以前、目のクマのレタッチについてお話したこちらの記事で、レタッチするならメイクを覚えた方がいいとお話しました。これはなぜかと言うと

  • ビューティー写真というカテゴリがある
  • レタッチポイントが分かるようになる
  • モデルさんに喜んでもらえるレタッチができるようになる

主には上記のの3つの理由から、メイクは覚えた方が良いと考えています。

ビューティー写真

ひとつは先ほどお話した、ビューティー写真というカテゴリが存在すること。ビューティー写真が好みでなく、別に撮らないよ、って方はこの部分は聞き流していただいても大丈夫です。面白いジャンルだから一度はチャレンジしてほしいですが。。

ビューティー写真は簡単に言うと「顔アップの写真!お肌のキメ命!メイクお直し!とにかく美しく綺麗に!」そんな感じです。

aimagazine
P:Kenji Otsuka, Ret:toxo

化粧品関係の広告で多く見かけますね。数あるレタッチの中でも、求められるレベルが高めのカテゴリになります。

レタッチポイントが分かるようになる

人物レタッチ勉強したてのときは、どこをレタッチすれば良いのかわからないことありますよね。メイクを勉強すればレタッチするポイントもわかり、レタッチのコツがつかめるかもしれません。

特に顔は人物の一番ポイントとなる部分です。下手なレタッチをして、その人らしさを失ってしまったり、もはや誰かわからなくなってしまったら、その写真の良さが台無しです。レタッチは上手くやれば写真の良さをより生かして効果的に見せることができますが、下手なレタッチならしない方がマシです。レタッチするポイントの見極めは、人物レタッチでは非常に重要です。

モデルさんに喜んでもらえるレタッチができるようになる

やはりモデルとなってくれる被写体の方には、レタッチして喜んでもらいたいですよね。モデルさんも撮影の為に自分でメイクをしてきてくれることも多くあります。みんなメイクについて勉強して、自分の特徴を理解してメイクをしています。モデルさんのお顔の特徴を理解して、モデルさんよりもメイクが上手くなるのはなかなか難しいですが、ある程度のベースの知識はカメラマンやレタッチャーも必要だと思います。

どういう意図を持ってモデルさんはこのメイクをしているのか、わからなければ訊いてみても良いと思います。私は「レタッチでより生かしたいので」とお伝えしてモデルさんやメイクさんに、撮影時のメイクについて色々とアドバイスをもらうことが多いです。慣れてくると、撮影のコンセプトやメイクを観察すればその意図が読めるようになったりします。そうなるとレタッチの方向性もわかってきて、レタッチのスピードもクオリティも上がります!

大事なのは、実際にメイクをしている人が喜んでくれるメイクレタッチができるようになることです。

Photoshopでのチークの塗り方

では実際にチークを塗るレタッチのやり方ですが

  • トーンカーブ
  • ブラシ

二通りの方法をご紹介します。

トーンカーブ

シンプルにトーンカーブで塗りたい部分の色を調整していきます。手順は

  • トーンカーブ作成
  • カーブを調整して色をのせる
  • マスクを黒にして、白ブラシで部分的に色をのせる

となります。コツはマスクをブラシで描くときに硬さを一番柔らかく(数値を0に)しておくことです!実際にチークを塗る時も多くは柔らかいブラシを使ってぼかしめにチークを乗せますよね。Photoshopでも同じように、ぼかしながらチークを乗せてあげれば、可愛くメイクできると思います。

トーンカーブ-チーク
トーンカーブでチークを乗せてみました

色はお好みで自由につくってみてください!今回はピンクっぽい感じが出したかったので「Rを上にGを下に、明るさも暗く」してチークの色をつくりました!

トーンカーブでチークをのせるメリットは、見た目ベースで感覚的に色をつくれることです。実際に画像を見ながらカーブを調整することで、つくりたい色を早くつくることができます。

ブラシ

ブラシで色をぬりぬりしていく方法です。こちらの方法もシンプルで簡単です!手順は

  • 新規レイヤー作成
  • ブラシの色を変更
  • 新規レイヤーにブラシで描いていく

となります。コツはトーンカーブの時同様ブラシの硬さを柔らかくすることと、不透明度は100、流量でチークの濃さを調整することです。

ブラシ-チーク1
ブラシでチークを乗せてみました

ブラシで塗るメリットは、乗せたい色をピンポイントで指定してチークを入れられることです。ブラシは色の指定ができるので、乗せたい色が決まっているならブラシで描く方法がおすすめです。ただしチークは濃度100%で描くわけではないので、大抵の場合は肌の色も含めた色になります。その結果、指定の色を入れても、見た目で判断したときに、本当にこの色入れたの?ってなる場合が多いです。「この色を使った」という説得力はありますけどね。。

ブラシで描く際にもうひとつ注意点があります。それは質感が潰れてしまうことです。肌には細かいキメやテクスチャがありますが、ブラシで色を載せる場合はそれらのテクスチャを潰してしまう恐れがあります。

ブラシ-チーク2
ブラシでテクスチャが消えてしまった例

対策としては

  • レイヤーの不透明度で調整
  • レイヤーモードを「カラー」にする
  • ノイズを乗せる
  • ハイパスでテクスチャだけを抽出
  • 適当なテクスチャを乗せちゃう
  • 写真自体小さく使うので気にしない

塗りすぎてテクスチャがなくなった時の対処で、一番簡単なのは、「レイヤーの不透明度で調整する」ことでしょう。レイヤーモードをカラーにするのもお手軽でおすすめですっ

ブラシ-チーク3
不透明度で塗りすぎたブラシを調整して、テクスチャが潰れてしまった部分を調整しました

ちなみにチークの色にもよりますが、外側高めから入れると大人っぽいクールな印象に、低め内側に入れたら可愛い印象になります。

まとめ

人物レタッチをするならメイクを勉強しましょう!モデルさん、メイクさんは意図を持ってメイクをしています。ときには直接訊いたりしながら、メイクを生かしたレタッチができるようになると良いですね!

チークを乗せるレタッチをご紹介しました!

  • トーンカーブ
  • ブラシ

やりやすい方法で試してみましょう!

インスタやYoutubeでも写真に関する情報を発信しています、よかったらチェックしてみてくださいっ

ではまたっ

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