こんにちは、とぉです。
最近は月に8冊くらい本を読んでいます。毎朝、電車に乗っている時間に本を読むのがルーティンですっ
あとお風呂の時間も読んでいます。
さて、今回紹介する本はこちら
「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」
タイトルに惹かれて、何気なく購入したこの書籍、タイトルの通り仕事を終わらせるための時間術の本です。なかなか実践的で、分かりやすい言葉で書かれていたので、とてもお勧めできる書籍でしたので、要約も含めてお話していきます!
この本を読んで得られた考え
ロケットスタート術、めっちゃキャッチーなワード
まず、目次を読んで目に入ってくるワード「ロケットスタート術」、いかにもって感じの気になるワードですが、私も思惑通りまんまと気になり本を購入しました。笑
これがとても実践的で、かつ分かりやすく実践術としてつくられているので、とても良かったです!詳しくは、要約の部分でお話しますねっ
すぐに取り掛かれる具体的なアクションプランもある
実際、本を読んだ今日からすぐできる、具体的なアクションも本の最後に書かれています。それは、「明日のタスクリストをつくる!」難しくなく、すぐに始められて達成感も得られるので、本を読んだら今すぐ始めたくなりました!
仕事が終わらない理由が的確に言葉にされている
著者の経験談から、仕事が終わらない事象やその原因が分かりやすく書かれているので、説得力もあってとてもわかりやすいです。
この本を読んだ動機
まず、タイトルに惹かれたので、購入してみました。私が本を購入する決め手は、大体タイトルと目次です。あとは、著者が元マイクロソフトの方で興味を持ちました。実際にビルゲイツ氏とのやりとりなんかも、書かれていたので、面白かったです。最終的には、読んでよかった1冊となりました。では、要約へとまいりましょう
なぜあなたの仕事は終わらないのか
安請け合いしてしまう
仕事が終わるかどうかはその仕事をちらっと見ただけでは分かりません。実際に取り組んでみて、初めてその仕事のボリュームが分かります。これって実際に感じることめちゃめちゃ多くないですか。
著者は例として数学の応用問題をあげています。数学のテストって、前半の基本問題だけ見れば、簡単に最後まで解けるように思えるかもしれないですよね。でも、後半の応用問題で躓くこと、ありましたよね。応用問題はただやれば必ず解けるというものではないんですよね。
仕事もこれと似ていて、基本問題だけをみているとめっちゃ痛い目みますよね。実際にある程度仕事に取り組んでから、やっとできるかどうかの判断ができる。これが著者の主張で、何事も簡単に「できますよー」とは言えないのです。こういった慎重さを欠くと、上司からの信頼もなくなりますね。これは次章で書かれる「リスクを図る」という点にも繋がる考え方です。
ギリギリまでやらない
これはもうそのままです。これほど分かりやすく、耳も心も痛くなる理由はないと思います。笑みなさん身にしみて感じることなのではないでしょうか。わかっていてもできないやつです。笑
計画の見積もりをしない
仕事の締め切り直前で、仕事のコンセプトや解決方法自体を変えてしまうようなことは避けるべきです。
例えば、低燃費で安定した車を製造しているのに、製造工程の最後の最後に来たときに、ターボエンジンを積みたいと、、そんなことがあったら、初期に計画を立てて、ここまで進めてきた作業が台無しですよね。
社長の鶴の一声って文化は、まさにこの事例に当てはまるものだったりしますよね。 ちなみにそういう文化は個人的には嫌いです。笑
理にかなっているならいいのですけどね。
仕事の初期の段階に計画をしっかり立てれば、製品化までの見積もりをしっかりできるでしょう。
時間を制する者は、世界を制す
リスクを計る大切さ
仕事をこなす上でリスクを計ることは非常に重要です。
例えば、上司から2週間後が締め切りの仕事を振られたとします。でも実は、上司はあなたへ振った仕事が2週間で終わることを計算して振ったわけではないのです。仕事を請け負った際には、必ずリスクを計るようにしましょう。
仕事のリスクは自分で計るしかないのです。これは、自分の身は自分で守るしかないっていうのとちょっと似てますよね。仕事をしっかりと終わらせるためには重要な考え方です。
早々に目にみえる形に仕上げよう
著者はマイクロソフトに勤めていたプログラマーなので、プロトタイプの例が書かれていました。
早々に、目に見える形のものをつくることが、仕事を効率よくこなすポイントとなります。
知らないシステムやサービスなんかも、簡単にプロトタイプとして目に見える形にまずしてしまえば、その後の作業や課題もはっきりとしていきます。目に見えないものに関してあれこれいうのは結構難しいものですよね。
また、著者はWindows95の開発に大きく携わった方らしいのですが、Windows95は3500個のバグがある状態でローンチしたそうです。スマホアプリのアップデートも同じような考え方ですねっ。
完璧主義だといつまで経っても仕事は終わりません。。
誤差に対応できるようになる
誤差に対応できるようになるとは以下のような考え方です。
- 締め切りの前に締め切りがあるという考え方
- 10時に渋谷待ち合わせだったら、9時半にスクランブルのスタバにいること
仕事に限った話ではないですが、誤差にやられてしまうような考え方はリスクが高いですよね。仕事で言えば、締め切りの前に締め切りがあるという考え方が大切です。余裕を持った進行が大切なことは、みなさん結構体験しているのではないでしょうか。
また、仕事に限らず待ち合わせとかでも有効な考え方だと書かれていました。例えば、10時に渋谷待ち合わせだったら、9時半にスクランブルのスタバにいることが著者なりの誤差への対応だと書かれています。30分くらいなら、ちょっとした時間潰しもできるでしょうし、試してみる価値は十分にあります。
ていうか、この本ではそれが仕事を終わらせる為のコツだと書かれているのですから、実践したいですねっ。
仕事を終わらせる為の「ロケットスタート術」
では、ロケットスタート術の実践方法ですっ!
仮に上司に10日間で終わらせて欲しい仕事を振られたとします。ロケットスタート術では、その仕事を最初の2日間で8割を終わらせる、というのです。納期までの2割の期間で、8割の仕事を終わらせる、、めっちゃストイックですよね。笑
では実際に2割の期間取り組んでみて、8割終わらなかったら、、
- 6割くらいだったらかなりの危機感を持った方がいい
- 6割未満だったら、スケジュールの見直し、締め切り期日を伸ばしてもらう
というのです。締め切り納期を伸ばしてもらうのって、正直気が引けたりしますよね。でも、早い段階で締め切り期日を伸ばしてもらう方が、ギリギリで終わりませんと言われるよりも良いですよね。今回の例では、締め切りまで8日あるので、なんとかなるでしょう。これがロケットスタート術の考え方ですっ
大切なのは、仕事の提出を前倒すのではなく、締め切りに向かうにつれて流しで仕事できるような状態を早めにつくることです。この方法なら絶対に提出できる納期の見極め、計画の見積もりがしっかりとできます。
印象的な例えがあったので紹介しますねっ
崖から飛び降りながら飛行機を組み立てる
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか より
考えてから仕事を始めては仕事は終わりません、初めは手を動かしながら考えるのです!
ロケットスタート術応用編
最初の2割で8割の仕事を終わらせるロケットスタート術はどんなものにも応用できます!例えば、1日の中でもこの法則が使えるのです。
1日の仕事を午前中に終わらせる勢いで仕事をして、午後は細かい事務作業や流しの仕事をする。1日の作業にもこのロケットスタート術は応用できるので、すぐに活用してみることができますね。
マルチタスクを辞める
2割の時間ではメインの仕事だけをやる時間にしましょう!集中力は人によりけりですが、長くは続かないので、切れたタイミングで食事や仮眠を取るようにするのが、ロケットスタート術のポイントですっ!
長期的な仕事の場合
長期的な仕事の場合は、例えば工程ごとに分割します。10〜14日くらいまで細分化できたら、先程話した感じてロケットスタート術を使って仕事をこなしていきます。
寝る前にタスクリストをつくる
今日からすぐできること
タスクリストをつくりましょうそしてこれは絶対です、って著者は言っています。人生を変えるには覚悟が必要で、あなたは明日の仕事の大半を午前中には終わらせるのですっ!って、急に無茶振りされるのですが、タスクリストづくりは個人的にも結構良いなと思いますっ。やること漏れも防げますし、どんどんチェックをつけてやることをこなすことで、達成感を感じるからです!
そして、仕事に追われているではなく、仕事を追っている感覚が湧いてくる、、これが良いリズムになり、午前中に仕事を終わらせるゲームのように仕事をこなしていけるようになるのです。
まとめ
ある程度仕事に取り組んでから、やっとできるかどうかの判断ができる。
ギリギリまでやらない、は諸悪の根源です。すぐに取り掛かり、早めに計画の見積もりをしましょう!はじめは手を動かしながら考えましょう!
リスクを計る大切さ
仕事のリスクは自分で計るしかないです。自分の身は自分で守るしかないっていうのとちょっと似てますよね。
早々に目にみえる形に仕上げよう
プロトタイプのような目に見える形に作り上げてしまってから、細かい調整をしていきましょう。進行の共有とか作業の効率が上がりますっ!完璧主義は仕事が進みません。。
締め切りの前に締め切りがあるという考え方
10時に渋谷待ち合わせだったら、9時半にスクランブルのスタバにいる気持ちでっ!
究極のロケットスタート術、最初の2割で8割の仕事を終わらせるロケットスタート術はどんなものにも応用できる
1日の中でもロケットスタート術は活用できますっ!午前中の時間は1日の中でも重要な時間です、すぐに活用していきましょう!
寝る前にタスクリストをつくる
今日からすぐできることとしてタスクリストを絶対つくりましょう!人生を変えるには覚悟が必要です。あなたは明日の仕事の大半を午前中には終わらせるのですっ!タスクリストで仕事を分割しつつ、どんどんチェックをつけて仕事を達成していきましょう!
ではまたっ