暑い季節になってきましたね。室内は空調をガンガンに効かせて、人によっては空調で体調を崩してしまう方もいます。
みなさんの職場はいかがですか?暑すぎたり、寒すぎたりして
- 集中できない、仕事にならない
- ぼーっとしてしまう
そんな症状になってしまっていませんか?
職場のエアコン戦争問題はとても深刻です。暑いの、寒いのは自分だけ?と思ってなかなか言いづらかったりします。今回はそんな方に向けた記事です。
実際にどういった問題が起きているのか、適切な職場環境は法律で定められているのか、そしてその対策をお伝えしていきます。
職場の温度が適切でないと起こる問題
極端に暑い環境で働き続けていると、さまざまな体調不良を引き起こします。
- 熱中症
- 集中できない、仕事にならない
- ぼーっとしてしまう
特に熱中症になりやすくめまいや頭痛、嘔吐感や場合によっては死亡する方もいます。
亡くなった方の4割近くは建設業や製造業と現場で働く方ですが、オフィスでの死亡事例もあります。
オフィスの環境管理は法律で定められている?
実はオフィス環境の管理は、厚生労働省の事務所衛生基準規則で基準が設けられています。
「事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40%以上70%以下になるように努めなければならない」
このように定められているため、オフィスの環境が不適切な場合、事業者側に問題があるとみなされることもあります。
外出が多い人ほど体調を崩しやすい
特に外出が多い方、涼しい環境と暑い環境を出入りする頻度が多い方は体調を崩しやすいです。
体温を調節する自律神経が過剰に働き、以下のような症状を引き起こします。
- 冷え性
- ストレスを感じる
- 倦怠感
- 頭痛
- 疲労
- めまい
- 不眠
個人によって快適な温度は異なるので、なかなか「暑いです、寒いです」と言いづらいですよね。
- 対策としては「個人によって快適な温度は異なる」ので、社内で一律のルールをつくる必要はあるでしょう。
- 例→社内の温度が24度以下、28度以上にならないよう、空調を使用して調節する
とはいえ、社内の状況や立場によって言いづらかったり、なかなか改善してもらえないこともありますよね。
そこで個人でできる対策をいくつかご紹介します。「個人によって快適な温度は異なる」どうしても埋まらない部分は、少し自分から歩み寄り埋めていく必要があります。
暑さ、寒さ対策を実行していると、同じように社内の室温に不満や違和感を感じる人から声をかけてくれたりするかもしれません。話せる仲間ができれば、ストレスが軽減されたり、室温に関して相談しやすい環境が生まれる可能性もあります。
個人でできる対策
では、ここからは個人でできる対策アイテムをご紹介していきます!
「会社が言うことを聞いてくれないのに…」
「自費で対策しなくてはいけないのは癪に触る」
そういう気持ちもわかりますが、体調を崩してしまっては元も子もありません。職を失い、もっと辛くなる未来が待っています。
先程もお伝えしたように、個人によって快適な温度は異なります。そのためある程度の歩み寄りは必要になってしまいますよね…(自衛のためにも)。
クールタオル
冷汗タオルとも呼ばれ、低予算で始められる暑さ対策としておすすめ。
水に濡らしたり、触ったりするだけで簡単にひんやり感を得られ、コストパフォーマンスは最強です!
あんまりお金かけたくないなぁ、でも暑くて仕事どころじゃないよ〜、って方にまず試してみてほしいアイテムです。
ハンディファン
今や定番となった小型の持ち運び式扇風機です。街中でも使っている方を多く見かけますよね!
こちらのハンディファンは、なんと卓上扇風機にもなるタイプで、デスクに着いたらそのまま自立させて使うこともできます。
腰掛け扇風機
服の中に直接送風できるタイプの小型の扇風機です。服の中に風が入ってくる気持ちよさと、汗をなるべく早めに乾かすのに優れています。
ベルトループ+シャツなどの裾部分にクリップで止めて使います。先程のハンディファンとは異なり、両手が空くのも便利ですよね。
外出時も常に服の中に風邪を送り込んでおけば、背中に大量の汗をかくのも予防できそうです!!
冷感レギンス
接触冷感素材と通気性の両方から、暑さ対策できる冷感レギンスです。楽天ではランキング1位獲得、レビューも800を超える人気商品です。
一見足をカバーすると暑そうですが、履いている方が涼しいくらいの冷感素材で快適さを追求したレギンスです。
まとめ
職場の温度や湿度が適切でないと、熱中症や最悪の場合死に至ることもあります。
働くみんなの場所だからと思ったり、暑い、寒いのは私だけなのではないかと思う気持ちも分かりますが身体が資本です。
職場環境によっては言いづらさもあるかもしれませんが、まずは自分でできることから始めてみてはいかがでしょうか。
こまめに休憩を取ることもおすすめです!
くれぐれも職場環境が原因で、体調を崩されないようお気をつけください(•△•)!
ではまたっ