
こんにちは、とぉです。
毎日、Adobe製品を使ってお仕事しています。具体的には、重いPSDデータで写真のレタッチなんかを主にしています。
今回は、M1Mac購入後、Adobe製品の使用感や実際まだネイティブ版がリリースされていない現段階で、M1Macを購入するのはどうなの、ってお話します。特に、写真を撮る方やPhotoshopでイラストなどを描く方向けですっ
※Adobeネイティブ版2021/03/10にリリースされましたっ!!
MacBook M1チップ搭載モデル
皆さん既にご存知かと思いますが、最新のMacBookはIntel製CPUの他にApple製のCPUを使ったモデルが販売されています。このアップル製CPUを搭載したモデルがM1、M1言われるMacBookになります。AirとPro、その他にMac miniでもM1チップ搭載モデルがリリースされています。スペックや、放熱処理などIntel版との違いは色々とあるのですが、今回はAdobe製品のソフトに関してです。
スペックや使用感等についてはこちらの記事で触れています。

Adobe製品の多くは「Rosseta2」をかまさないと使用できない
Rosseta2とは、、今はAdobe製品をM1モデルのMacで動かす為に必要な機能とだけ覚えてもらえれば今はOKです。Rosseta2を使用してAdobeのソフトを起動すると、本来ソフトが持っているパワーを十分に使い切ることができないと言われています。
Adobe製品の現状のM1チップ対応状況

Rosetta 2 を使用して動作するアプリ(2021/3/13現在)
- Acrobat Pro
- After Effects
- Animate
- Adobe Audition
- Adobe Bridge
- Character Animator
- Dreamweaver
- Illustrator
- InCopy
- InDesign
- Lightroom Classic
- Adobe Media Encoder
- Photoshop
- Premiere Pro
- Premiere Rush
- Adobe XD
写真やイラストに関係してくる主なソフトに関しては
- Lightroomはネイティブ版がリリース済み(Lightroom Classicはまだです)
- Photoshopはユニバーサルで起動するベータ版がリリース済み
という状況です。BrigeやIllustratorはまだRosseta2を使用して動作する形になっています。
ちなみに、ベータ版のその他は
- Premiere Pro
- Premiere Rush
- After Effects
- Character Animator
- Adobe Audition
- Adobe Media Encoder
が現状でリリースされているソフトになります。
じゃあ、M1Macはまだ買わない方がいいの?
これに関してですが、実際M1Macを購入してみて、Adobe製品を一通り使用した感じ、購入しても問題ないと感じました。
私がメインで使用するのはPhotoshopなのですが、ベータ版でも問題なく使用できています。また、そのほかのソフトも早急にM1対応版リリースに向けて開発が進んでいるようです。Photoshopネイティブ版は2021年リリース予定とAdobe公式にて宣言されているし、現状ベータ版でも問題ないので、リリースを待つ必要もないかと思いました。
噂では、ユニバーサル対応した新しいPhotoshopでは解像度を保ったまま画像サイズを大きくできる機能が、大幅にアップグレードされる可能性もあるみたいです。あくまで噂ですが。。
まとめ

現段階で、Adobe製品を使用していて、M1 Mac購入を悩んでいるなら、買ってしまっても良いのではと思いました。実際に、お仕事で使用しているように、M1 MacでAdobe製品を使用しても問題なかったです。
そして、Rosseta2を使用してAdobeソフトを起動した際も、パフォーマンスの低下はそれほど感じませんでした。ただ、今後1〜2年でM1チップを搭載したMacが続々と登場する可能性は大いにあるので、現在リリースされている
- MacBook Air
- MacBook Pro 13
- Mac mini
以外のものがお目当てなら、もう少し待ってみるのもいいかと思いました。
ではまたっ