とぉです。
先日たまたま読んだ「それ、なんで流行ってるの?」という書籍がとてもよかったので、アウトプットも兼ねて記事にまとめてみようと思い、本記事を書いています。
マーケティングや流行について学べる書籍になっているのですが、表面的なコピーやビジュアルのことではなく、もっと消費者の心理深くに通づる学びが得られる書籍になります。
今回は書籍の大まかな内容を少しだけお伝えしながら、人を動かす力「インサイト」についての知識を深めていきましょう!
気になったらぜひ実際にお手にとって読んでみてください!
- マーケティングにおいてのインサイトって?
- 消費者のツボに合わせて提案や発信をする方法が知りたい!
- 人を動かす力にはどうすればいいのかを学びたい!
インサイト「そう、それ!」がトレンドを作り、人を動かす
インサイトは直訳すると「洞察」、マーケティングにおいては「人を動かす隠れた心理」を意味します。
それ、なんで流行ってるの?では分かりやすく、人が「そう、それ!」と言うようなことをインサイトと呼んでいます。
人は「そう、それ!」と思った時に心が動き、行動します。
例えば、ものを買う時に「これが欲しかったんだよね!」そう思ってもらえれば、高い確率でその商品を消費者に買ってもらうことができます。
多くの人が「そう、それ!」と思うモノだと、世の中のトレンドとして拡がっていきやすくなります。
マーケティングや制作にも多用されており、もはやインサイトのないマーケティングでは人の心を大きく動かすことは難しいとも、著者は述べています。
インサイトこそが、マーケティングや人の心を動かすのに非常に重要なのです。
そうは言ってもインサイトってどうやってリサーチするの?って思いますよね
実は、身近な会話やコミュニケーションなどでも、インサイトを読み解くトレーニングができます。
インサイトを敏感に感じ取る最も簡単でシンプルな方法は、相手が「何を言っているか」ではなく「なぜ言っているのか」を考えることです。
表面的な言葉ではなく、その言葉を発した動機や理由を読み解くトレーニングは、インサイトを見つけるのにとても効果的です!!
インサイトを用いて人を動かすためには|クリエイティブブリーフ
では実際に、インサイトを用いて人を動かすにはどうすればいいのか。
それ、なんで流行ってるのでは広告設計の仕様書を例に、インサイトを用いて人を動かす制作の手順を解説しています。
- その広告で果たすべき役割
- ターゲット(誰に向けた広告か)
- ターゲットインサイト(消費者が「そう、それ!」と思うこと)
- プロポジション(伝える内容、主張)
- トーンオブボイス(どのように伝えるのか)
この手順に沿って仕様書を一度作ってしまえば、もし制作途中で迷った時も一度立ち返ることができます。
当たり前のことなのですが、一番初めに「その広告で果たすべき役割(広告の目的)」がきているのが良いですね。大前提をしっかりと忘れないのが大切です。
また、上記のクリエイティブブリーフでも勿論「ターゲットインサイト」が重要になります。
広告制作に限らず、このクリエイティブブリーフを応用して、普段の人を動かす考え方やSNS、ブログ運営などにも使えそうですよね!
- 買ってもらいたい
- 決断してもらいたい
そういった時は、インサイトを元に人の行動力に働きかけることで、人を動かすことができます。
まとめ
人は「そう、それ!」と思った時に心が動き、行動します。表面的なコピーやテクニックではなく、インサイトこそ、マーケティングや人の心を動かすのに非常に重要なのです。
インサイトを読み解く力は普段のコミュニケーション等でも鍛えることができるので、ぜひ意識して試してみてください。
それ、なんで流行ってるの?では、広告制作におけるクリエイティブブリーフを例に、インサイトを用いて人を動かす方法を解説しています。
広告制作に限らず色々なことに応用できるので、ぜひあなたの制作や課題などにも当てはめて考えてみてください!
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ではまたっ